J-WAVE『ANA WORLD AIR CURRENT』MIKIKO先生 2017.08.26
ラジオを聞いてメモったものです、正確な文字起こしでではありません。
内容のメモ
演出振付家になった切っ掛け、父が広告代理店に勤めていてライブとか楽屋に連れて行ってもらっていた、裏側を見る機会が多かったのが影響してると思っています。
父と葉加瀬太郎さん一度飲んだことがある。
東京に拠点を移した1週間後にアミューズの大里会長に「東京で勉強しても意味ねぇから」みたいな事を言われ、ニューヨークに行って古き良きものをしっかり見て新しいもの作るために古いものをしっかり背景に持っときなさいと言われ。そのまた1週間後にビザを取りに行き、急遽決まった留学でした。
片言でしか話せない状態で不動産屋に飛び入りし予算を伝えアパートを借りて。ダンススタジオに習いに行ったり、夜はブロードウェイ、オフ・ブロードウェイと見に行って。
自分は振り付けとか演出が好きなのかしら?とか自分と向き合う時間になって、人生の中ではとても大切な時間になったけど今思うとヒリヒリするような…
日本では教える立場だったけど、それが逆転したのも新鮮で良かったんですけど思うことはいっぱいありました。
一番衝撃だったのはダンススタジオに行って1列目2列目がアジア人っていう、不思議な気持ちだったし逆に立ち返れるというかニューヨークにアジア人が居る不思議さとか違和感みたいなものも感じられたのでいろいろ勉強になりました。
日本人に向いているのか向いていないのか悩んでしまったミュージカルに対しては、日本に帰って何がやりたいのか、ずっとやってきたのはダンスで言葉なくノンバーバルで表現してきたことだったので空間をダンスで色付けるような作品を作りたいと音楽と体だけで、悩んでいる時に『フエルサ・ブルータ』を観て光が見えたといいますか。
ニューヨークにいながらPerfumeの振り付けも、ビデオレター送ってました。一年半。
1年半自分と向き合いすぎてニューヨークという場所がなんとなく行きにくい場所になっちゃって、思い出すのでその時期を。Perfume World Tour 3ndで戻れて、こういう形で戻れるとは夢にも思ってなかったので何よりもギフトだったなと思って。
Perfumeがニューヨーク公演が成功したことによってまた行きたいと思えるようになれて、なのでとてもとても感動しました。ニューヨークの人たちが熱狂してくださってるのを見て…(感慨深そう)
リオオリンピックの話
リオに行ったのは下見と本番前1,2週間前とパラリンピックで3回
今後は
東京に拠点を作って、そのシアターに旅行でわざわざ演目を観に行きたいと思われるような場所を作れたらいいなと思っています。
葉加瀬太郎「毎回同じ会場だったらな、完成度が上がるのになあ」、そうなんです!コンパクトバージョンというものを持っていくから不完全燃焼、それで褒められてもちょっとあんまりピンとこないみたいな。
「自分にとって旅とは」、自分を見つめ直しに行ってるようなものですね。
<了>
【約2時間後】19時~葉加瀬太郎@tarohakaseHATSのANAワールドエアカレントはPerfume、BABYMETAL、恋ダンスを手掛けた、演出振付家MIKIKO @mikiko_sanさん! https://t.co/FsZGd2PmXA #jwave #radiko pic.twitter.com/hNGy9251QH
— JwaveWorldAirCurrent (@jwave_WAC) 2017年8月26日
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ポッドキャスト
http://pod.j-wave.co.jp/blog/worldaircurrent/archive/170826_worldaircurrent.mp3
17年08月26日|MIKIKO(演出振付家)
J-WAVE ANA WORLD AIR CURRENT ( http://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/170826.html )